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御料 備前火焔窯

中国・宋の時代に作成された、曜変天目というものがあります。
施釉された茶碗に玉虫色の曜変が生じた特別な焼き物で、その美しさから世界中の陶芸家が再現を試みていますが、850年を経た現在に至るまで再現を成し得た陶芸家は一人もいませんでした。しかしながら、岡山県備前市伊部の陶芸家山根彰正氏が施釉でも難しい曜変天目を、一切施釉しない完全な無釉により完成させました。
この事は、全世界の焼き物の歴史上初めての快挙であり、この技法は世界の焼き物の歴史の一つに刻まれ、後世長きに渡り語り継がれるものです。
この技法をいち早く評価されたのが、皇族に所縁のある四條司家です。
この技法は日本の宝であり今後もより一層の研鑽を望むとして、四條司家より御料窯の栄誉と称号を拝命致しました。
この事に対して山根氏も、日本の宝のこの技法は日本人として海外に技法を流出させることなく、より一層の研鑽をする事を約束されております。

この度の作品は、御料窯を拝命した後最初に五家の皇族、四條司家へ献上させて頂く為に制作されたものです。
実際に平成30年1月2日皇居にて献上致しております。十点の完品があり、そのうち六点は献上品として選ばれました。何れの作品も甲乙付けがたいものであったこと、また宮家に献上させて頂いた器の兄弟碗としてこの作品は歴史的な逸品と言えます。

山根作品は、技法の特殊性の為、完品率が非常に低く、それ故に希少価値が高い作品です。 恐らく、この技法は今後100年は出て来ない技術と思われます。
参考までに、中国の宋時代の曜変天目は日本でも国宝となっておりますが、なんでも数百億の価値があるとされております。

陶匠 山根彰正


陶歴

初代 人間国宝 金重陶陽先生の直弟子である西川政美先生に師事し、平成二年に伊部池の上に築窯する

姫路市ギャラリーこーまにて初窯展

平成三年 東京 ホテルニューオータニにて披露パーティー

’97 ビエンナーレ焼き締め展

’99 東京都立美術館にて日輝展 三作品入選

’00 東京都立美術館にて日輝展 二作品入選

’01 東京都立美術館にて日輝展 三作品入選

’02 東京都立美術館にて日輝展 一作品入選

’03 サントリー株式会社ウイスキー<響>備前焼容器製作 

      サントリー山崎蒸留所にて日本の陶器では初めてウイスキー<響>をいれた

’05 九州福岡国際会議場にて展示会

      玄画会 菊花賞受賞作品を岡山県立美術館・広島県福山市美術館・香川県高松市にて展示会

’08 玄画会入賞

’17 四条中納言山蔭嫡流 四条司家御料備前火焔窯認定書を拝命